不安症は総称ですので、発症する要因は様々です。

それは性格や過去に感じた過度の不安や恐怖、さらにストレスなどが挙げられます。

不安症は、不安や恐怖による「精神的なストレス」が常に背景にあり、気付けば発症しているということが多いのです。

近年、不安症の研究が進み、その原因が徐々に解明されています。

その原因とは、ストレスによる自律神経の乱れにあると考えられています。

自律神経は生命の維持システムで自律神経が乱れるとお身体に異常を知らせるために何かしらの症状がお身体に現れてしまいます。

不安症は自律神経が乱れることによって憂鬱な大きな不安と心配・動悸・めまい・パニック発作・過呼吸・発汗などといった不安症の症状として現れます。

それではどうして自律神経は乱れてしまうのでしょうか？

自律神経は内臓のストレスが原因で乱れてしまいます。

人間の体内には無数の神経があります。その中で内臓の働きなどを調整してくれるのが、自律神経です。自律神経が乱れると心や身体に様々な支障が出てしまいます。

東洋医学では、内臓のストレスを引き起こす原因は以下の３つに分けられます。

1. １．外的要因
   気候の変化：暑さ・寒さ・湿気・乾燥・風が強いなど
   環境の変化：転勤・移動・転校など
   病気やけがなど
2. ２．内的要因
   感情の変化：怒り・悲しみ・怖い・考え込むなど
   遺伝的要因
   精神的ストレス
3. ３．生活習慣
   姿勢の悪さ・食生活の乱れ・ダイエット・夜更かし・運動不足・運動のし過ぎ・働きすぎなど

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このような日常生活に潜む様々なストレスが内臓へ悪影響を及ぼします。

内臓がストレスを受けると自律神経は常に緊張している状態になり、自律神経がもともと行っている身体を修復するなどの本来の働きを果たせなくなってしまいます。

つまり、不安症の様々な症状は日常のストレスにより内臓へ悪影響を及ぼしてしまうことで発生してしまいまっているのです。

不安症はまだ特効薬も開発されていません。

そのため、病院で不安症と診断された場合、抗うつ薬などの薬が処方されます。

これらの薬は飲んでいる間だけ一時的に作用する『対症療法』です。

それでも改善せず症状が長引いた場合、薬に頼りっきりになってしまうといった依存性もあります。

また不安症を放っておくと動悸、めまい、パニック発作、過呼吸、発汗といった症状が続いてしまい、こうした症状によってよりストレスを抱えてしまうことにおり悪循環に陥り、さらに悪化してしまいます。

当院では不安症を改善するために、まず問診・検査を行います。

問診では、現在出ている不調について、いつ頃発生したのかなどはもちろんのこと、日常生活習慣、例えばお仕事の内容や状態・睡眠時間・食習慣・病歴などあなたの不調の原因を見つけるために、様々な角度から自律神経の乱れにつながる要因を丁寧に確認させていただきます。

そうして現在の症状や日常生活を細かく確認した後、実際に症状がどういった状態になっているかを確認します。

実は自律神経の乱れからくる不快な症状も、お身体にサインとして現れていて、お腹と舌を見ることで確認することができるのです。

ストレスによってどの内臓が影響を受けているかを確認するため、お腹を触診し影響を受けている内臓を把握し、舌を見ることによって内臓およびお身体全体がどのように悪影響を受けているかを確認します。

そうして問診と検査の結果を総合的に判断して、あなたの不安症の根本的な原因を発見した後、内臓調整法・骨格矯正・鍼灸施術といった様々な施術技術をあなたに合わせて組み合わせた根本改善整体を行っていきます。

内臓へのストレスを解消し、自律神経の乱れを整え、本来あなたが持つ自己回復力を高めることでしっかりとお身体が改善していく状態を作っていき、あなたの不安症を根本改善＆再発しない身体づくりを行っていきます。

どこにいっても不安症がよくならなかった方は是非、東陽治療院へお越しください。