副腎は、副腎皮質ホルモンというホルモンを分泌することで、ストレスから身体を守る役割を果たしています。

ですが、現代人は24時間休むことなくストレスにさらされている人がほとんどです。

これにより副腎も働きっぱなしの状態になり、疲弊して正常な働きができなくなります。

その結果、ストレスからお身体を守ることができず内臓に悪影響を及ぼしてしまいます。

そうすると自律神経が乱れてしまうことによりお身体を正常に保つ機能が損なわれてしまいますので副腎疲労症候群の様々な症状が発生してしまいます。

東洋医学では、内臓への悪影響をおよぼすストレスは主に以下の３つに分けられます。

1. １．外的要因
   気候の変化：暑さ・寒さ・湿気・乾燥・風が強いなど
   環境の変化：転勤・移動・転校など
   病気やけがなど
2. ２．内的要因
   感情の変化：怒り・悲しみ・怖い・考え込むなど
   遺伝的要因
   精神的ストレス
3. ３．生活習慣
   姿勢の悪さ・食生活の乱れ・ダイエット・夜更かし・運動不足・運動のし過ぎ・働きすぎなど

いかがですか？
あなたにも思い当たる項目があるのではないでしょうか？

このような日常生活に潜む様々なストレスが内臓へ悪影響を及ぼします。

内臓がストレスを受けると自律神経は常に緊張している状態になり、自律神経がもともと行っている身体を修復するなどの本来の働きを果たせなくなってしまいます。

その状態が続いて悪循環が続いた結果、副腎疲労症候群として、血糖値の調整ができず食欲異常になったり、めまいやふらつき、気持ちが不安定になり、うつと似た症状など様々な不快症状となって現れてしまうのです。

つまり、副腎疲労症候群の様々な症状は日常のストレスにより内臓へ悪影響を及ぼしてしまうことで発生してしまっているのです。

腎疲労症候群は、まだ世間一般に広くは知られていない症状です。

そのため医師でもこの症状に対してきちんと認識できていないことが多く、自覚できる症状が似ていることから「うつ病だ」と誤診されることもあります。

病院によっては、副腎疲労症候群かもしれないと伝えても「そんな病気は存在しない」と言われてしまうことすらあります。

比較的最近に定義された症状のため、これといった特効薬があるわけでもありません。

副腎疲労症候群を診療科目としている病院で受けられるのは、表面的な症状を一時的に緩和させるためのホルモン剤の処方と、生活習慣の改善アドバイスのみであることがほとんどです。

副腎疲労症候群を放っておくと、疲労が取れない・無気力・味の濃いものを食べたくなる・ベッドから起きられないといった症状が続いてしまい、こうした症状によってよりストレスを抱えてしまうことにおり悪循環に陥り、さらに悪化してしまいます。

当院では副腎疲労症候群を改善するために、まず問診・検査を行います。

問診では、現在出ている不調について、いつ頃発生したのかなどはもちろんのこと、日常生活習慣、例えばお仕事の内容や状態・睡眠時間・食習慣・病歴などあなたの不調の原因を見つけるために、様々な角度から自律神経の乱れにつながる要因を丁寧に確認させていただきます。

そうして現在の症状や日常生活を細かく確認した後、実際に症状がどういった状態になっているかを確認します。

実は自律神経の乱れからくる不快な症状も、お身体にサインとして現れていて、お腹と舌を見ることで確認することができるのです。

ストレスによってどの内臓が影響を受けているかを確認するため、お腹を触診し影響を受けている内臓を把握し、舌を見ることによって内臓およびお身体全体がどのように悪影響を受けているかを確認します。

そうして問診と検査の結果を総合的に判断して、あなたの副腎疲労症候群の根本的な原因を発見した後、内臓調整法・骨格矯正・鍼灸施術といった様々な施術技術をあなたに合わせて組み合わせた根本改善整体を行っていきます。

内臓へのストレスを解消し、自律神経の乱れを整え、本来あなたが持つ自己回復力を高めることでしっかりとお身体が改善していく状態を作っていき、あなたの副腎疲労症候群を根本改善＆再発しない身体づくりを行っていきます。

どこにいっても副腎疲労症候群がよくならなかった方は是非、東陽治療院へお越しください。