眼精疲労は、まだ完全に解明されていない症状です。

さまざまな要因が重なり合い、目に負担がかかることで眼精疲労になります。

多くの方に共通してみられる要因は、大きく分けると２つです。

1.近視・乱視・老眼・緑内障や角膜炎などの目の問題

視力に異常がある人は、ピントを合わせるための目の筋肉が上手く使えない状態です。

その状態で無視をして目をつかうことで筋肉に余計な負担がかかってしまい、疲れが溜まっていきます。

また、目を凝らすようにものを見ることが多いため、首が前に出た猫背気味の姿勢になり、これも目が疲れる要因の１つになります。

緑内障や白内障、角膜炎、結膜炎などの眼病も、視野や視力に影響することがほとんどなので、やはり目を使うときに普通より負担がかかることになります。

2.周りの環境の問題

現代人は、スマホやパソコンなどで目を長時間酷使することが非常に多くなっています。

これらの機器から発せられるブルーライトは、眼精疲労の原因になります。

また、紫外線や明るすぎる照明による光刺激、乾燥した空気やホコリによる直接的な刺激も目にダメージを与え、疲労を蓄積していきます。

他にも風邪やインフルエンザ、自律神経失調症、ホルモンバランスの乱れ、高血圧、低血圧など身体の病気や、ストレスが原因で眼精疲労を起こすこともあります。

ですがここで、１つの疑問が浮かび上がります。

あなたと同じくらいの視力で、あなたと同じように生活をしている人でも、眼精疲労になっていない人はたくさんいます。

ではなぜあなただけが、眼精疲労のつらい症状に苦しめられることになってしまったのでしょうか？

それはひとえにあなたの身体が、眼の使い過ぎによる肝への悪影響により自律神経が乱れることで眼の回復をしきれない状態になっているからなのです。

自律神経は自己回復機能を司っていて、お身体を休めているときに必要な箇所を回復させています。

しかし、症状の重くなった眼精疲労は内臓（肝）を回復させきることができない状態になっています。

その状態が続いて悪循環が続いた結果、眼精疲労として、疲労が取れない・眠れない・筋肉痛がする・倦怠感がある・ベッドから起きられないなどの様々な不快症状が慢性化して現れてしまうのです。

つまり、眼精疲労の様々な症状は自律神経の乱れにより眼の疲労が回復しきれず症状が慢性化してしまうことで発生してしまうのです。

眼精疲労に悩まされ、このページをご覧くださっているあなたは、これまで痛みをなくすために様々なことを試されたのではないでしょうか。

眼科で貰った目薬を入れたり、眼の疲れに効くというストレッチをしたり…

実はこれらはいずれも、表面的な症状を緩和させたり一時的に疲れを感じなくさせることを目的とした『対症療法』です。

眼精疲労を放っておくと、頭痛・肩こりやうつ症状などのストレス性の他の不調の原因になることもあります。

こうした症状によってよりストレスを抱えてしまうことにより悪循環に陥り、さらに悪化してしまいます。

当院では眼精疲労を改善するために、まず問診・検査を行います。

問診では、現在出ている不調について、いつ頃発生したのかなどはもちろんのこと、日常生活習慣、例えばお仕事の内容や状態・睡眠時間・食習慣・病歴などあなたの不調の原因を見つけるために、様々な角度から自律神経の乱れにつながる要因を丁寧に確認させていただきます。

そうして現在の症状や日常生活を細かく確認した後、実際に症状がどういった状態になっているかを確認します。

実は自律神経の乱れからくる不快な症状も、お身体にサインとして現れていて、お腹と舌を見ることで確認することができるのです。

ストレスによってどの内臓が影響を受けているかを確認するため、お腹を触診し影響を受けている内臓を把握し、舌を見ることによって内臓およびお身体全体がどのように悪影響を受けているかを確認します。

そうして問診と検査の結果を総合的に判断して、あなたの眼精疲労の根本的な原因を発見した後、内臓調整法・骨格矯正・鍼灸施術といった様々な施術技術をあなたに合わせて組み合わせた根本改善整体を行っていきます。

内臓へのストレスを解消し、自律神経の乱れを整え、本来あなたが持つ自己回復力を高めることでしっかりとお身体が改善していく状態を作っていき、あなたの眼精疲労を根本改善＆再発しない身体づくりを行っていきます。

どこにいっても眼精疲労がよくならなかった方は是非、東陽治療院へお越しください。