すでにご存知かもしれませんが、自律神経失調症は自律神経の乱れからくる様々な症状の総称です。つまり、自律神経失調症として現れる各種の症状は自律神経の乱れからきてしまっているのです。

例えば、自律神経失調症の症状として

・立ちくらみやふわふわ感、グルグルとしためまいがある

・眠れない、眠りが浅い

・頭がボーっとする、または頭がしめつけられるように痛い

・疲れがとれず、朝起きられない

・一日中だるく、夕方になる疲れて動けない

・胸・喉・鼻のまわりが、息苦しい

・胃の調子が悪く、吐き気がする

・薬を服用しても、整体やマッサージに通っても改善しない

・これ以上、薬に頼りたくない

・動悸がとまらず、苦しい

人間の体内には無数の神経があります。その中で内臓の働きなどを調整してくれるのが、自律神経です。自律神経が乱れると心や身体に様々な支障が出てしまいます。

それではなぜ自律神経が乱れてしまうのでしょうか。それは内臓へのストレスが原因で乱れてしまうのです。

東洋医学では、内臓のストレスを引き起こす原因は以下の３つに分けられます。 あなたにも思い当たる項目があるのではないでしょうか？

１．外的要因

気候の変化：暑さ・寒さ・湿気・乾燥・風が強いなど

環境の変化：転勤・移動・転校など

病気やけがなど

２．内的要因

感情の変化：怒り・悲しみ・怖い・考え込むなど

遺伝的要因

精神的ストレス

３．生活習慣

姿勢の悪さ・食生活の乱れ・ダイエット・夜更かし・運動不足・運動のし過ぎ・働きすぎなど

このような日常生活に潜む様々なストレスが内臓へ悪影響を及ぼします。そうすると自律神経は常に緊張している状態になり、自律神経がもともと行っている身体を修復するなどの本来の働きを果たせなくなってしまいます。

その状態が続いて悪循環が続いた結果、自律神経失調症として、疲労が取れない・眠れない・ふらふらする・めまいがする・耳鳴りがするなどの様々な不快症状となって現れてしまうのです。

つまり、自律神経失調症の様々な症状は日常のストレスにより内臓へ悪影響を及ぼしてしまうことで発生してしまっているのです。

自律神経失調症は、放っておくと症状がどんどん重くなったり、例えば今までは頭痛だけだったのがめまいや不眠など新たな症状が加わったりすることがあります。

また、薬を飲み続けていると副作用が心配になり、種類や量が増えさらに症状が重くなるのではないか？というような不安におそわれます。

さらに精神的に不安定になり、鬱（うつ）・対人恐怖症・空間恐怖症などを引き起こす場合もあり、仕事や家事はもちろん、趣味も楽しめなくなってしまいます。

そうしたストレスによりさらに症状が悪化し悪循環になってしまいます。

当院では自律神経失調症を改善するために、まず問診・検査を行います。

問診では、現在出ている不調について、いつ頃発生したのかなどはもちろんのこと、日常生活習慣、例えばお仕事の内容や状態・睡眠時間・食習慣・病歴などあなたの不調の原因を見つけるために、様々な角度から自律神経の乱れにつながる要因を丁寧に確認させていただきます。

そうして現在の症状や日常生活を細かく確認した後、実際に症状がどういった状態になっているかを確認します。実は自律神経の乱れからくる不快な症状も、お身体にサインとして現れていて、お腹と舌を見ることで確認することができるのです。

ストレスによってどの内臓が影響を受けているかを確認するため、お腹を触診し影響を受けている内臓を把握し、舌を見ることによって内臓およびお身体全体がどのように悪影響を受けているかを確認します。

そうして問診と検査の結果を総合的に判断して、あなたの不調の根本的な原因を発見した後、当院では一人ひとり異なるお身体の不調にお答えするために内臓調整法・骨格矯正・鍼灸施術といった様々な施術技術をあなたに合わせて組み合わせ、根本改善整体をご提供させていただきます。

内臓へのストレスを解消し、本来あなたが持つ自己回復力を高め、しっかりとお身体が回復できる状態を作っていき、あなたの症状を根本改善し、再発しにくいお身体作りも同時に行います。どこにいっても自律神経失調症がよくならなかった方は是非、東陽治療院へお越しください。