一般的な頭痛には大きく分けて緊張性型頭痛・片頭痛という2種類の頭痛があります

タイプ1.緊張型頭痛

頭痛に悩む方の約７割が、このタイプに該当するといわれています。頭の周りがギューっと締め付けられるような痛みが持続するのが特徴です。

目の使い過ぎや長時間のデスクワークなどによるストレスで、自律神経が興奮してしまいます。

その結果頭の周りや肩の筋肉が緊張して凝り固まることにより血流の悪化が原因で血管に老廃物が溜まり、神経を刺激することが原因で頭に痛みを感じます。

タイプ2.片頭痛

頭の血管が急激に拡張することで、動脈や周りの神経が引っ張られて起こる頭痛です。動脈の拍動に合わせて、ズキン、ズキンと脈打つように痛むのが特徴です。

20〜40代の女性に多くみられ、なかには緊張型頭痛と片頭痛を併発される方もおられます。

ストレスから開放されたり、天候の変化などに自律神経のバランスが乱れ頭の血管が拡張し、血管の周囲に炎症が起こります。

また、寝不足やホルモンバランスの乱れ、アルコール等の自律神経の乱れにつながり、偏頭痛の原因となってしまいます。

つまりそのどちらも根本的な原因は自律神経の乱れからきています。そして自律神経は内臓へのストレスが原因で乱れてしまうのです。

人間の体内には無数の神経があります。その中で内臓の働きなどを調整してくれるのが、自律神経です。自律神経が乱れると心や身体に様々な支障が出てしまいます。

東洋医学では、内臓のストレスを引き起こす原因は以下の３つに分けられます。

１．外的要因

気候の変化：暑さ・寒さ・湿気・乾燥・風が強いなど

環境の変化：転勤・移動・転校など

病気やけがなど

２．内的要因

感情の変化：怒り・悲しみ・怖い・考え込むなど

遺伝的要因

精神的ストレス

３．生活習慣

姿勢の悪さ・食生活の乱れ・ダイエット・夜更かし・運動不足・運動のし過ぎ・働きすぎなど

いかがですか？あなたにも思い当たる項目があるのではないでしょうか？このような日常生活に潜む様々なストレスが内臓へ悪影響を及ぼします。

内臓がストレスを受けると自律神経は常に緊張している状態になり、自律神経がもともと行っている身体を修復するなどの本来の働きを果たせなくなってしまいます。

その状態が続いて悪循環が続いた結果、頭痛として様々な不快症状となって現れてしまうのです。

つまり、頭痛の様々な症状は日常のストレスにより内臓へ悪影響を及ぼしてしまうことで発生してしまっているのです。

頭痛は症状が重くなると集中できなくなる・何事も楽しくなくなってしまう・顔から笑顔が消える・何も手が付けられなくなるなど日常生活に支障をきたしてしまう症状です。

多くの場合、頭が痛くなってから鎮痛剤を服用することがほとんどかと思います。

薬は表面的な症状を緩和させたり一時的に痛みを感じなくさせることを目的とした『対症療法』といいます。ですが表面的な問題への処置だけでは、薬がきれれば再発を繰り返すといった悪循環をいつまでも繰り返してしまいます。

そうしてずっとお薬を服用しているとお薬に耐性ができてしまい、さらにお薬の量を増やさないと効果がなくなってしまうため、お薬の量がどんどん増えていってしまいます。

頭痛を放置しているといつの間にかお薬に依存した生活を送らないといけなくなってしまいます。

当院では頭痛を改善するために、まず問診・検査を行います。問診では、現在出ている不調について、いつ頃発生したのかなどはもちろんのこと、日常生活習慣、例えばお仕事の内容や状態・睡眠時間・食習慣・病歴などあなたの不調の原因を見つけるために、様々な角度から自律神経の乱れにつながる要因を丁寧に確認させていただきます。

そうして現在の症状や日常生活を細かく確認した後、実際に症状がどういった状態になっているかを確認します。実は自律神経の乱れからくる不快な症状も、お身体にサインとして現れていて、お腹と舌を見ることで確認することができるのです。

ストレスによってどの内臓が影響を受けているかを確認するため、お腹を触診し影響を受けている内臓を把握し、舌を見ることによって内臓およびお身体全体がどのように悪影響を受けているかを確認します。

そうして問診と検査の結果を総合的に判断して、あなたの頭痛の根本的な原因を発見した後、内臓調整法・骨格矯正・鍼灸施術といった様々な施術技術をあなたに合わせて組み合わせた根本改善整体を行っていきます。

内臓へのストレスを解消し、自律神経の乱れを整え、本来あなたが持つ自己回復力を高めることでしっかりとお身体が改善していく状態を作っていき、あなたの頭痛を根本改善＆再発しない身体づくりを行っていきます。

どこにいっても頭痛がよくならなかった方は是非、東陽治療院へお越しください。